エアコンが冷えない原因と対処法|効率アップのコツや買い替えポイントも解説!

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エアコンが冷えない原因と対処法|効率アップのコツや買い替えポイントも解説!

「エアコンをつけても部屋が冷えない」と感じる方は多くいます。エアコンの冷えが悪くなると、家事や育児の合間の休憩時間も快適に過ごせません。この記事では、エアコンが冷えない原因から対処法、効率の上げ方、買い替え時の選び方まで詳しく解説します。

記事を読むと、エアコンが冷えない問題を解決し、快適な室内環境を取り戻せます。フィルターの掃除や冷媒ガスの不足など、エアコンが冷えない原因はさまざまです。適切に対応し、毎日の暮らしに欠かせないエアコンを長く快適に使いましょう。

エアコンが冷えない原因

エアコンが冷えない主な原因は以下のとおりです。

  • フィルターの汚れ
  • 冷媒ガスの不足や漏れ
  • 室外機の問題
  • エアコンの能力不足
  • エアコン本体の故障
  • 環境要因

フィルターの汚れ

エアコンのフィルターは、室内の空気からほこりや花粉などを取り除く重要な役割を果たします。エアコンを使用すると約2週間でほこりがたまり、冷房効率が低下します。フィルターは定期的な清掃が必要ですが、忙しい毎日では後回しになりがちです。フィルターの汚れは室内の空気環境にも影響します。

ほこりやカビの胞子が室内に舞い、アレルギー症状を引き起こす可能性もあります。家族の健康のためにも、定期的なフィルター掃除は欠かせません。毎月の電気代にも大きく影響し、1,000円以上の無駄な出費につながります。
» エアコンフィルターの簡単な掃除方法を汚れ別に解説

冷媒ガスの不足や漏れ

冷媒ガスは、エアコン内部で熱を運ぶ重要な物質です。冷媒ガスが不足すると、室内の熱を外に排出できず、冷房効果が著しく低下します。冷媒ガスが不足する主な原因は以下のとおりです。

  • 配管の接続部分に隙間ができる
  • 経年劣化で配管に亀裂が入る
  • 室外機の移動時に配管が破損する
  • 施工時の作業ミスが原因でガスが漏れる
  • 配管の腐食で穴が開く

冷媒ガスの不足はエアコンをつけても冷えない、設定温度まで下がらない、運転音が大きくなるなどの症状として現れます。室外機から異音がする場合も、冷媒ガスの不足が原因の可能性があります。

室外機の問題

室外機は室内の熱を外に排出するために欠かせない部位です。室外機に問題が生じると、エアコン全体の冷房効率が低下します。室外機の通気口が塞がれていたり、周囲に物が置かれていたりすると、熱交換がスムーズに行えません。設置場所の問題で直射日光が当たり続けると、室外機の温度が上昇し冷房能力が大きく低下します。

室外機の設置スペースは前後左右に15cm以上、上部に60cm以上の空間を確保する必要があります。風通しの良い場所に設置し、周囲に物を置かないことが大切です。設置場所の変更が難しい場合は、日よけの設置や通気性の確保など、できる範囲で対策を講じましょう。

エアコンの能力不足

エアコンの冷房能力が部屋に適していないと、十分な冷房効果が得られません。エアコンの能力不足が起こる原因は以下のとおりです。

  • 部屋の広さに対して能力が足りない
  • 天井が高く空間が大きすぎる
  • 窓が大きく日差しの影響を受ける
  • 断熱性能が低く冷気が逃げる
  • 複数の部屋を同時に冷やそうとする

適切な冷房能力は部屋の広さや天井高、窓の大きさ、断熱性能などを考慮して決める必要があります。6畳の部屋でも、南向きの大きな窓があれば8畳用のエアコンが必要な場合もあります。引っ越しで以前より広い部屋になった場合は、エアコンの買い替えも検討しましょう。

エアコン本体の故障

エアコンの寿命は10〜15年と言われています。使用年数が長くなると、さまざまな部品の劣化や故障が発生します。冷媒を圧縮して循環させるコンプレッサーは、エアコンの心臓部とも呼ばれる重要な部品です。コンプレッサーが故障すると冷房効果が著しく低下し送風にしかならないだけでなく、修理費用も高額になります。メーカーの部品製造も13年でストップします。他機種でも使いまわせる部品はありますが、基盤などはそうはいきません。

室内の温度を感知する温度センサーの故障も、冷房効果に影響を与えます。温度センサーが正確に温度を感知できないとエアコンとしての機能を果たせません。設定温度になっても運転が止まらない、または設定温度より高いのに停止するなどの症状が現れます。

環境要因

室内環境はエアコンの冷房効率に大きな影響を与えます。エアコン自体に問題がなくても、環境要因によって冷えが悪くなるので注意しましょう。窓から差し込む直射日光は、室温を5〜10度も上昇させます。西日は室温上昇の大きな原因になります。部屋の断熱性も重要です。

壁や窓の断熱性能が低いと、冷気が逃げてしまいます。人数が多い部屋や熱を発する機器が多い空間では、エアコンへの負担が増加します。パソコンやテレビ、照明など、電化製品は意外な熱源です。熱源とは熱を発する源のこと。電化製品は全て熱源です。人もまた熱を発する物体といえます。エアコンの風向きを妨げる家具の配置も、冷房効率を下げる原因になります。

冷気が部屋全体に行き渡らないと局所的に温度差が生まれ、体調不良の原因にもなります。環境要因の改善で、エアコンの効率を高めましょう。

エアコンが冷えないときの対処法

エアコンが冷えない場合の対処法は以下のとおりです。

  • フィルターを掃除する
  • 室外機の周辺を掃除する
  • エアコン本体をリセットする
  • 冷媒ガスの補充をプロに依頼する
  • 部屋の断熱性を高める

フィルターを掃除する

フィルターの掃除は、誰でも行える基本的なメンテナンスです。以下に掃除の手順を紹介します。

  1. エアコンの電源を切る
  2. フィルターを取り外す
  3. 掃除機でほこりを吸い取る
  4. ぬるま湯で汚れを落とす
  5. 陰干しで十分に乾かす

フィルターの掃除は2週間に1回が目安です。花粉の飛散時期や黄砂が多い時期は、より頻繁な掃除が必要になります。掃除後は破れや変形がないか確認し、劣化している場合は交換を検討しましょう。忙しい毎日でも時間を決めて掃除を習慣にすれば、エアコンを快適に使い続けられます。
» エアコン掃除の頻度はどのくらい?効率的な掃除方法を解説

室外機の周辺を掃除する

室外機の周辺を清潔に保てば、冷房効率を改善できます。室外機の掃除ポイントは以下のとおりです。

  • 通気を妨げる障害物を取り除く
  • 本体のほこりを掃除機で吸い取る
  • フィンの汚れを専用ブラシで落とす
  • 排水ホースの詰まりを点検する
  • 周辺の雑草を定期的に刈る

室外機の周りは15cm以上の空間を確保し、物を置かないようにしましょう。本体の掃除は柔らかいブラシを使用し、フィンを傷つけないよう注意が必要です。水洗いは電気系統に悪影響を与える可能性があるため避けてください。

エアコン本体をリセットする

エアコンの制御システムが正常に機能していない場合、リセットで改善できる場合があります。リセットは電源プラグを抜き、10分以上待ってから再度差し込むだけなので簡単です。コンセントを抜くとエアコン内部の電気が放電され、制御システムが初期化されます。

リセット後は、エアコンの設定が初期状態に戻ります。タイマー設定や温度設定など、必要な設定を再度行ってください。リセットしても改善が見られない場合は、エアコンの故障が考えられます。急な故障に備えて、夏場を迎える前にリセット操作を確認しておくと安心です。

冷媒ガスの補充をプロに依頼する

冷媒ガスの補充は、資格を持った専門業者に依頼する必要があります。冷媒ガスの補充が必要なサインは以下のとおりです。

  • 冷たい風が出なくなる
  • 設定温度まで下がらなくなる
  • 室外機から異音がする
  • 除湿機能が働かなくなる
  • 電気代が急激に上がる

冷媒ガスの補充費用は、エアコンの種類や作業内容によって異なりますが、一般的に1〜3万円程度かかります。冷媒ガスの漏れが原因の場合、漏れ箇所の修理も必要です。冷媒ガスの種類によっては、補充できない場合もあるので、古いエアコンは買い替えを検討しましょう。

補充作業は1〜2時間で完了し、作業後すぐに使用できます。ただ冷媒ガス充填は、温暖化が進んでいる地球にとって望ましい行為ではありません。放出してしまった冷媒は仕方ないとしても追加充填をするのは漏れ箇所を治すことが前提とした作業にしか現在は認められていません。
» エアコンクリーニングの業者の種類と選び方完全ガイド

部屋の断熱性を高める

部屋の断熱性を高めれば、エアコンの効率が大幅に改善可能です。遮熱フィルムを窓に貼ると、日射熱を最大70%カットできます。厚手のカーテンやブラインドも、日射熱を効果的に遮ります。窓や扉の隙間からの空気の流入も、冷房効率を下げる原因です。隙間テープを使って気密性を高めましょう。

断熱シートを壁に貼ると、外壁からの熱も防げます。断熱マットを床に敷けば、床下からの熱も軽減が可能です。風通しの良い部屋でも、エアコン使用時は窓を閉めて外気を遮断しましょう。断熱対策で室温上昇を抑えれば、設定温度を1〜2度高めに設定でき、電気代の節約が可能です。
»自分でエアコンを掃除する方法や注意点を解説

エアコンの効率を上げる方法

エアコンの効率を上げる方法は以下に紹介します。

  • サーキュレーターを活用する
  • カーテンやブラインドで日差しを遮る
  • 定期的にメンテナンスする

サーキュレーターを活用する

サーキュレーターはエアコンの冷房効率を高める強い味方です。サーキュレーターで空気を循環させれば、温度むらを解消し、部屋全体を均一に冷やせます。エアコンとサーキュレーターを併用すると設定温度を1〜2度高めに設定できるため、電気代の節約にもつながります。

サーキュレーターは床置き型が一般的ですが、扇風機でも代用が可能です。エアコンの風向きに合わせて、サーキュレーターの角度を調整しましょう。冷房時は上向きに設定し、天井に向かって空気を送ると部屋の隅まで冷気が行き渡り、快適な室内環境を作れます。

カーテンやブラインドで日差しを遮る

窓からの日差しをカットする方法は以下のとおりです。

  • 遮光カーテンを設置する
  • 断熱ブラインドを取り付ける
  • すだれやよしずを活用する
  • 遮熱フィルムを貼る
  • グリーンカーテンを育てる

遮光カーテンは直射日光を98%以上カットでき、室温上昇を抑えられます。二重カーテンにすると断熱効果がさらに高まります。ブラインドは光の量を細かく調整できるので、視界の確保も容易です。すだれやよしずは昔ながらの知恵ですが、外側に設置すれば効果的に日射を遮ります。

定期的にメンテナンスする

エアコンのメンテナンスは、性能を維持するうえで欠かせません。フィルター掃除を2週間に1回行うだけでなく、1年に1回はプロによる点検・清掃を依頼しましょう。プロのクリーニングではフィルターだけでなく、熱交換器や送風ファン、ドレンパンなど、内部の汚れも徹底的に洗浄します。

内部の汚れが原因で発生するカビや雑菌も除去でき、衛生面でも安心です。プロのメンテナンスは1〜2万円程度かかりますが、エアコンの寿命を延ばし、電気代の節約にもつながります。故障の予兆を早期に発見できるため、突然の不具合を防げます。
» エアコンの自動掃除機能の基礎知識やメンテナンス方法を解説
» エアコンのファンを掃除するメリットと方法を解説

冷えないエアコンを買い替えるときの選び方

エアコンを買い替える際のポイントは以下のとおりです。

  • 適用畳数
  • 省エネ性能
  • 機能

適用畳数

エアコンの適用畳数は、部屋の大きさだけでなく、環境要因も考慮して選ぶ必要があります。木造住宅の場合、鉄筋コンクリート造に比べて断熱性が低いため、1ランク上の能力が必要です。6畳用のエアコンは、鉄筋コンクリート造で6畳、木造住宅では4.5畳が目安です。

南向きの部屋や天井が高い部屋、大きな窓がある部屋は、より大きな能力が必要になります。冷房能力は、2.2kW(6畳用)や2.5kW(8畳用)、2.8kW(10畳用)など、畳数に応じて選べます。快適に過ごすには、1畳当たり0.3〜0.4kWの冷房能力が目安です。

省エネ性能

エアコンの省エネ性能を示す主な指標は以下のとおりです。

  • APF(通年エネルギー消費効率)
  • 省エネ基準達成率
  • 年間消費電力量
  • 電気代目安
  • 省エネラベル

APFは数値が高いほど省エネ性能が優れています。最新モデルでは7.0以上の高い数値を示すタイプがあり、10年前のエアコンと比べると、電気代を半分以下に抑えられます。省エネ基準達成率も重要な指標です。200%以上の機種なら、十分な省エネ効果が期待できます。

年間の電気代は、1日10時間使用した場合の目安が表示されています。実際の使用状況に合わせて、経済性を判断しましょう。

機能

最新のエアコンには、快適性と利便性を高めるさまざまな機能が搭載されています。自動でフィルターを掃除する機能は、忙しい毎日の中で重宝します。人の動きを感知して風向きを調整するセンサー機能は、効率的な冷房環境の構築が可能です。

スマートフォンで遠隔操作できるIoT機能を搭載したモデルもあり、外出先から運転を開始できます。除湿や空気清浄、抗菌・消臭など、空気環境を整える機能も充実しています。空気清浄機能は、花粉やハウスダストを除去し、アレルギー対策にも効果的です。除湿機能は梅雨時期に重宝し、結露やカビの発生を防ぎます。

冷えないエアコンに関するよくある質問

エアコンのメンテナンスや修理に関するよくある質問は以下のとおりです。

  • フィルター掃除だけで冷えるようになる?
  • 冷媒ガスの補充はどのくらいの頻度で必要?

フィルター掃除だけで冷えるようになる?

フィルターの汚れが原因で冷えが悪くなっている場合、掃除だけで改善します。フィルターの目詰まりは、エアコンの冷房効率を著しく低下させます。定期的な掃除でこまめに汚れを取り除けば、本来の冷房能力を取り戻すことが可能です。

フィルターの目詰まりが長期間放置されると、エアコン内部にまで汚れが侵入し、フィルター掃除だけでは改善しない場合もあります。エアコン内部の汚れは、プロによるクリーニングが必要です。フィルターの破れや変形、消耗がある場合は、フィルターの交換が必要です。

冷媒ガスの不足や機器の故障など、フィルターの汚れ以外の原因がある場合は、掃除だけでは改善しません。原因に合わせて適切な対処を行いましょう。

冷媒ガスの補充はどのくらいの頻度で必要?

正常に使用している場合、冷媒ガスの補充は数年に1回程度です。配管に損傷や劣化がある場合は、より頻繁な補充が必要になります。

冷媒ガスの補充が必要になる主な状況は以下のとおりです。

  • 配管からガスが漏れている
  • 経年劣化による自然減少がある
  • 室外機の移動時に損傷がある
  • 設置時の施工不良がある
  • 接続部分の劣化がある

冷媒ガスの漏れが疑われる場合は、早めにプロの点検を依頼しましょう。漏れ箇所を特定し、修理すれば、冷媒ガスの無駄な消費を防げます。

まとめ

エアコンが冷えない原因は、フィルターの汚れや冷媒ガスの不足、室外機の問題などさまざまです。定期的なフィルター掃除や室外機のメンテナンス、部屋の断熱対策など、できることから始めましょう。原因に合わせた適切な対処で、多くの場合は改善が期待できます。

専門的な修理が必要な場合は、無理せずプロに依頼しましょう。10年以上使用している場合は、買い替えも視野に入れてください。快適な室内環境は、家族の健康と快適な暮らしに直結します。エアコンの効率的な使用で、心地よい空間を作りましょう。

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エアコンが故障?症状別の原因と自分でできる対処法を解説! | 快適エアコン情報室

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