エアコン掃除を自分でやる方法！初心者でもできる簡単手順を解説

忙しい主婦にとって、エアコンの掃除は悩みの種です。正しい手順さえ知っていれば、エアコン掃除は自分でもできます。掃除方法をマスターすれば、時間もコストも大幅に節約が可能です。本記事では、自分でエアコンを掃除する方法や注意点、きれいに保つコツなどを詳しく解説します。

記事を読めば、プロ顔負けのエアコン掃除ができるようになり、家計の節約にもつながります。自分でエアコンを掃除するには、本体カバーやフィルター、ルーバー、吹出し口の順に掃除してください。掃除の頻度は年に1〜2回程度で十分です。
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自分でエアコンを掃除するメリット

自分でエアコンを掃除するメリットは、以下のとおりです。

健康への悪影響が防げる

エアコンを自分で掃除すると、健康への悪影響を防げます。カビやホコリを取り除くことで、アレルギーや呼吸器トラブルを予防できます。エアコンをきれいにすると適切な湿度を保てるため、目や喉の乾燥を防ぐことも可能です。きれいな空気がいきわたるので睡眠の質が向上します。

ハウスダストによる皮膚トラブルも予防できるのが大きなメリットです。子育て中の主婦にとって、家族の健康を守ることは重要です。定期的にエアコンの掃除をして、家族全員が健康で快適に過ごせる環境を整えましょう。

うちの娘はハウスダスト？が原因なのか、花粉が原因なのかわからないけど鼻水が出たり、体にじんましんが出たりとアレルギー体質です。なんとかしてあげたくて、絨毯の掃除やエアコンの掃除、そのほか洋服の洗濯などなどあらゆることを実践してきました。やっぱり、エアコンのクリーニングなどをやってもらうと空気が違う感じがしますね。きれいにしていると鼻水が出なかったり、じんましんが出てきづらかったりしていると思います。

絶対に出ないというわけではないのですが、少なからず、原因の一つだとは思うので、継続して掃除はして、プロに依頼も並行していこうと思います。

エアコンの性能が維持できる

エアコンを掃除すると、性能を維持できます。エアコンフィルターの目詰まりを解消し内部の汚れを除去すると、以下のような効果が期待できるからです。

快適な室内環境を維持できます。エアコンの掃除を定期的に行い、家族の健康と快適な生活を守りましょう。

電気代が節約できる

エアコンの掃除をすると、電気代を大幅に節約できます。エアコンのフィルターや内部の汚れが取れると、余計な電力消費が抑えられるからです。エアコンを清潔に保てば効率が上がり、全体的な消費電力も減少します。フィルターの目詰まりが解消されると、冷暖房の効きが良くなります。

エアコンを清潔に保つと省エネモードの効果が高まり、エアコンの寿命も延びます。買い替えの頻度が減り、長期的にも経済的なメリットが得られるのでエアコンを清潔に保ちましょう。定期的なエアコン掃除は、快適な室内環境を保ちながら家計の負担も軽減できます。

経済的なメリットって実際にどのくらい家計の負担が軽減できるのか気になるところですよね。あとよく聞かれるのがつけっぱなしが電気代が安くなるのか、こまめにエアコンを消した方が電気代が安くなるのかという問題です。これは一概に言えなくて、冬、夏、外気の気温などによっても変化することがあるのですが。空調メーカーのダイキンでその辺りの検証をしているものがありますのでそちらを参照されるとわかりやすいかもしれません。下のリンクからダイキンの検証サイトを見れます。

エアコン暖房を「つけっぱなし」にするのと「こまめに入り切り」するのでは、どちらの電気代が安くなるの？

https://www.daikin.co.jp/air/life/issue/mission05/page02

業者に依頼する費用が節約できる

エアコンの掃除を自分で行うと、業者に依頼する費用を大幅に節約できます。業者に依頼する場合の平均費用は1台あたり1～2万円です。複数台のエアコンがある場合、節約効果はさらに大きくなります。

簡単な掃除なら30分程度で済むため、時間的なコストも抑えられます。業者を探す手間や予約の調整なども必要ありません。自分でエアコン掃除をすれば、費用だけでなく時間や手間も省け、効率的に家事を進められます。

自分でエアコンを掃除するときの手順

自分でエアコンを掃除するときの手順は、以下のとおりです。

定期的な掃除でエアコンの効率を保ち、快適な室内環境を維持しましょう。

本体カバー

エアコンの本体カバーを外すことは、エアコン掃除の第一歩です。感電や故障を防ぐためにエアコンの電源を切ります。電源を切ったら、本体カバーを外しましょう。カバーの取り外し方は機種によって異なるので、説明書を確認してください。固定ネジがある場合は、慎重に外します。

カバーの両端や上部を持ち、ゆっくりと手前に引きます。カチッと音がする場合は、留め具が外れるまで慎重に引き続けましょう。取り外したカバーは水で洗い、汚れやホコリを落としたあと、しっかりと乾かします。掃除が終わったら、留め具やネジをしっかりと固定し、カバーを元の位置に戻しましょう。

フィルター

エアコンのフィルターは、空気中のホコリや汚れを集める重要な部品です。定期的に掃除すると、エアコンの性能を維持し、室内の空気をきれいに保てます。フィルターの掃除手順は以下のとおりです。

フィルターを取り付ける前に破損がないか確認してください。破損している場合は交換が必要になります。フィルターの掃除は、エアコンの効率を上げるだけでなく電気代の節約にもつながるため、定期的に掃除しましょう。

ルーバー

ルーバーの掃除は、エアコンの性能を維持するために重要です。ルーバーの掃除方法はとても簡単です。中性洗剤を水で薄めたものに布を湿らせ、ルーバーの表面を丁寧に拭きます。清潔な乾いた布で水分をしっかりと拭き取れば完了です。

ルーバーの掃除は難しくありませんが、水滴や洗剤が入らないように注意深く行ってください。定期的に行えば、エアコンの寿命を延ばし、快適な室内環境を維持できます。

吹出し口

エアコンの吹出し口は、空気が直接出てくる場所なので、丁寧に掃除しましょう。エアコンの電源を切り、安全を確保してから始めてください。柔らかい布で吹出し口周辺のホコリや汚れを拭き取ります。

ルーバー(可動部分)も動かしながら、隠れた部分まで掃除するのがポイントです。掃除が終わったら、送風運転を数分間行い、内部を乾燥させるとより清潔に保てます。

自分でエアコンを掃除するときの注意点

自分でエアコンを掃除するときの注意点は、以下のとおりです。

エアコンに直接水をかけない

エアコンに直接水をかけるのは危険です。内部の電気部品に水が付くと故障の原因になり、カビや細菌が繁殖する可能性があります。エアコンを掃除する際は、固く絞った布でエアコンの表面を拭いてください。エアコンクリーナーや洗剤を使用する場合も、直接吹きかけず、布に含ませてから使用するのが安全です。

水洗いが必要な部品がある場合は、取り外して洗いましょう。エアコン本体に水が入るリスクを減らせます。掃除後は、エアコンを完全に乾燥させてから使用してください。内部に水分が残らず、カビなどの発生を防げます。

市販のエアコンクリーナーは使わない

市販のエアコンクリーナーは使用しないでください。市販のエアコンクリーナーは強力な洗浄成分を含んでいるため、エアコンの部品を傷めて故障や性能低下の原因となるからです。クリーナーがエアコンに残っていると、健康に悪影響を及ぼす恐れもあります。

エアコンの洗浄スプレーが原因で故障した場合、メーカー保証が適用されない場合もあります。修理費用が自己負担になるため気をつけましょう。エアコンを掃除するときは、市販のクリーナーは使わず水拭きや中性洗剤での清掃で十分です。化学物質の使用を控え、お子さまやご家族の健康を守りましょう。

自分でエアコンを分解しない

エアコンの分解は危険なので、絶対に自分でしないでください。分解すると保証が切れてしまう可能性があります。エアコンの内部構造は複雑なため、分解すると正しく組み立て直すのが困難です。エアコン内部の電気系統に触れると感電の危険があり、冷媒が漏れると環境に悪影響を与える可能性もあります。

エアコンの掃除は、フィルターの掃除や本体の拭き掃除だけでも十分効果があり、エアコンの性能を維持できます。どうしても分解が必要な場合は、専門業者に依頼しましょう。プロの技術と知識があれば、安全に分解・掃除・組み立てができます。自分で分解せずに専門家に任せると、エアコンを長く安全に使えます。

自分で掃除したエアコンをきれいに保つコツ

自分で掃除したエアコンをきれいに保つコツは、以下のとおりです。

送風運転で内部を乾燥させる

エアコン使用後の送風運転は、内部の湿気を取り除き、カビや細菌の繁殖を防ぐ重要な作業です。冷暖房使用後は結露が発生しやすいため、30分ほど送風運転を行ってください。窓を開けて換気すると効果的です。自動運転機能がある場合は、利用すると便利です。

忙しい毎日でも送風運転を定期的に行うと、エアコン内部の清潔さを保てます。エアコンの寿命を延ばす効果も期待できるため、定期的に送風運転を行いましょう。

こまめに室内を換気する

こまめに室内を換気することは、エアコンをきれいに保つ重要なポイントです。換気によって室内の空気を入れ替えると、エアコン内部にホコリやカビが溜まりにくくなります。窓を開けたり換気扇を活用したりして、積極的に換気しましょう。換気におすすめのタイミングは、以下のとおりです。

天気の良い日には窓を開けっ放しにする時間を作りましょう。換気時は空気の流れを作るため、2か所以上の窓を開けると効果的です。冬場の換気は結露対策にもなります。観葉植物を置いて空気清浄効果を高めるのもおすすめです。

こまめに換気を行うと、エアコンの掃除頻度が減り、快適な室内環境を保てます。家族の健康を守るためにも、日々の習慣として取り入れてみましょう。

定期的にフィルターを掃除する

エアコンフィルターを定期的に掃除すると、エアコンの性能を保ち、室内の空気を清潔に保てます。フィルター掃除は簡単なので、2週間に1回を目安に掃除しましょう。フィルターのホコリを掃除機で吸い取ります。汚れがひどいときは中性洗剤で水洗いしてください。フィルターを掃除したら、よくすすいで完全に乾かします。

定期的にフィルターを掃除すると電気代が節約でき、エアコンの寿命も延びます。フィルターの交換時期は2〜3年が目安ですが、使用頻度や環境によって異なるので、定期的な確認が大切です。お子さんにアレルギー症状がある場合は、より頻繁に掃除することをおすすめします。

プロにエアコン掃除を依頼する方法

プロにエアコン掃除を依頼するときは、複数の業者から見積もりを取り、価格と評判を比較しましょう。比較項目は以下のとおりです。

比較して業者を決めたら作業日時を調整します。作業前には室内の準備をし、作業後は清掃状況をチェックします。次回の清掃時期や定期メンテナンスの契約も検討しましょう。作業終了後は、作業報告書と領収書を受け取り保管してください。

プロに任せるべきケース

エアコン掃除をプロに任せるべきケースは以下のとおりです。

エアコンの状態が深刻な場合

長期間掃除していないエアコンや、カビやホコリが多く付着している場合は、専門的な清掃が必要になります。

エアコンに異常がある場合

異臭や水漏れがある場合、冷房・暖房の効きが悪くなった場合は、専門家に診断してもらいましょう。

エアコン内部の洗浄が必要な場合

プロの技術が必要です。一般の家庭では難しい作業なので、専門家に依頼するのが安全です。

エアコンが高所や危険な場所にある場合

自分で行うと事故の危険があるので、安全面を考慮してプロに依頼しましょう。

保証期間内のエアコンは、メーカーや販売店に相談するのが賢明です。自分で掃除や修理をすると、保証が無効になる可能性があるので注意してください。

プロのエアコン掃除の流れ

プロのエアコン掃除は、専門的な知識と技術を持った業者によって行われます。作業前の事前準備として電源をオフにし、周囲の養生を行います。作業中の安全確保と家具などへの影響を防ぐためです。次に室内機を分解しフィルターを取り外します。

プロのエアコン掃除は室外機も含みます。室外機の汚れは、エアコンの性能低下につながるので、専門的な方法で丁寧に清掃します。清掃後はエアコンが問題なく動くか確認し、清掃作業の報告と今後のメンテナンスに関するアドバイスを行い掃除完了です。

プロのエアコン掃除は表面的な清掃にとどまらず、エアコンの性能を最大限に引き出してくれます。専門的な知識と技術が必要なので、自分で行うのが難しい場合は、プロに依頼することをおすすめします。

自分でエアコンを掃除するときよくある質問

自分でエアコンを掃除するときによくある質問をまとめました。ご自身でのお手入れを考えている方は参考にしてください。

エアコン掃除はどのくらいの頻度でするべき？

エアコン掃除の頻度は、一般的に年に1〜2回が適切です。冷房シーズン前の5〜6月頃と暖房シーズン前の10〜11月頃に行いましょう。使用頻度が高い場合は、3か月に1回程度の掃除が必要です。フィルター掃除は2週間に1回程度を目安にしてください。

エアコンの取扱説明書も参考にしながら、自分の生活環境に合わせた掃除の頻度を決めましょう。定期的な掃除を心がけると、エアコンを長く快適に使用できるようになります。

室外機も掃除するべき？

エアコンを長持ちさせ効率良く使うには、室外機の掃除が大切です。室外機の汚れはエアコンの性能低下や故障の原因になるため、年に１回程度は掃除しましょう。室外機の掃除手順は、以下のとおりです。

室外機を掃除する際は、高圧洗浄は避け、内部に水が入らないよう気をつけてください。専門的な知識が必要な場合は、安全のために業者に依頼しましょう。

まとめ

エアコン掃除は健康維持や節約に効果的です。自分で掃除する場合は、注意点を守りながら丁寧に進めましょう。室外機や内部洗浄が必要な場合は、プロに依頼するのも良い選択肢です。

きれいに保つコツとして、送風運転や換気、定期的なフィルター掃除を行いましょう。掃除の頻度は年1〜2回が目安となります。しかし、複雑な場合はプロに依頼するのも良い選択肢です。室外機の掃除は専門家に任せるのが安全です。適切なエアコン掃除を行うと、快適で健康的な室内環境を維持できます。